AMORPH.aero Planning Editionは、どのパソコンでもプランニングアプリケーションとして利用することができます。 アプリケーションをダウンロードし、インストールするだけで、Terminal Planning Studioがあなたをサポートします。
Studioでは、プランニングプロジェクトの作成、編集、評価を行うことができます。 プロジェクトは、空港ターミナル全体、またはターミナルインフラの一部(例:ターミナル1のチェックインエリア)を表すことができます。

AMORPH.aeroは、正確なターミナルレイアウトを考慮し、簡単でありながら非常に正確な、オンスケール、マルチレベルのターミナルモデルエディタが付属しています。 非常にシンプルかつ迅速に端末モデルを作成することができます。 わずか数時間のモデリングで、あなたの空港はプランニングの準備が整います。

このエディタは、旅客サービスポイント(例:セキュリティチェック、国境警備、搭乗券管理)および旅客輸送システム(例:エレベーター、自動階段、シャトル)に必要なすべての種類をサポートしています。 シミュレーションのパラメータ(処理時間、歩行速度、到着率…)、乗客数、乗り換えに対して、異なる分布(ワイブル、正規分布など)を指定することができます。 このシステムでは、プロセスポイントにおける所定の人的資源配分があれば、それをインプットとして提供することができます。

このプロセスモデルでは、搭乗券を受け取るためにCUSSキオスク、手動カウンター、モバイル端末を利用する乗客の割合や、セルフサービスのバッグドロップを利用する乗客の割合を簡単に定義することができます。 同モデルでは、特にショッピングやレストランなどの施設利用について、端末内での行動を指定することができます。

ターミナルシミュレーションモデルエディター
図1 – 端末シミュレーションモデルエディタ

このソリューションの中核となるのが、市場で最速が実証されている詳細な旅客流動シミュレーション・エンジンです。 お客様の空港のエージェントベースの乗客行動指向の歩行者シミュレーションモデルを高速に実行します(1日10万人以上のピーク時で約1分)。
シミュレーションはバックグラウンド(複数のシミュレーションを並行して実行)でもフォアグラウンドでも実行できるので、シミュレーションした乗客の流れを可視化し、乗客の行動を理解することができます。
このシミュレーションでは、スタッフのスケジュールに基づいて、サービスポイントのキャパシティが変化することを考慮しています。 適応的なリソース容量は、与えられたSLA(例:プロセスポイントでの待ち時間は最大10分)を考慮したものです。

シミュレーションの実行とアニメーション
図2 – シミュレーションの実行とアニメーション

異なる計画シナリオを比較するために、端末の構築されたレイアウトの中で簡単にシナリオを作成することができます。 ここでは、新規のフライトプランのインポートや既存のフライトプランの編集、フライト移動テーブルやチェックポイントのリソース割り当てなどを行うことができます。

 フライトプランエディター
図3 – フライトプランエディタ

詳細なレポートにより、解析結果の理解をサポートします。 このシステムには、各プロセスポイントにおける乗客の流れ、リソースの使用率、リソース需要、待ち時間、待ち行列のサイズなどのレポートが含まれています。 また、プロセスの相互依存関係や接続に関する詳細なレポートも用意されています。 お客様の声をもとに、新しいレポートをどんどん追加していきます!

シミュレーション結果解析
図4 シミュレーション結果解析